厳選された読影室:パーティション編

 経理・事務を担当しています黒田です。

 読影室は、広さ1.5平方メートルくらいのブースが“パーティション”によって現在11に分かれています。そして、1つ1つのブースが各々先生方の読影スペースです。

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 “パーティション”できちんと区切られているので、先生方が集中できる読影スペースになっています。また、お互いに何か確認したいことがあるとき、立ちあがるとちょうど顔をみて話が出来るくらいの高さの“パーティション”が選ばれているので、先生同士でコミュニケーションがとりやすいです。

 以前、建築士さんに「日常スペースの壁やドアなどの色は、最初はすぐに目に入る印象的な色を選んでしまいがちだけれど、本当は印象には残らず、あの壁って何色だっただろう?って後から思うくらいが一番良い。」ということを聞いたことがあります。この“パーティション”はアイボリー系の色で、その言葉とおりです。

 私のお薦めは、パネルが全面マグネットを使えるようになっているところです。先生方は、読影に関する資料や予定表などを貼られたりしています。私も仕事に関する日常必要な確認書類を貼ることができるので1ヶ所にまとめられて、効率的で、机まわりもスッキリします。

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 “パーティション”と仕事の効率性について調べてみると、“パーティション”がないオフィスでは周囲の会話や物音によって集中力が下がる傾向にあるという研究結果が海外ではあるようです。でも、日本企業では同僚や上司とコミュニケーションが取りやすいという点からオープンなオフィスを採用されていることが多いように私は思っていたので少し驚きました。

 職場での“パーティション”が有る無しどちらにも利点があるように思いますが、イメージ・コミュニケーションでは各々先生方が集中して読影を行っているので、“パーティション”で区切られているのがいい職場なのです。

厳選された読影室:イス編

 経理・事務を担当しています黒田です。

 読影室には厳選されたものがたくさんありますが、その中でも私のお気に入りは“イス”です。

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 読影室の机などを選ぶ時、“イス”に関しては、座り仕事なので座り心地を重視し、そして仕事時間の大半座っているため大事な仕事道具の1つとして、「皆のイスをどうするか?」ということを結構検討しました。

 その時「背もたれが大きいのがよい」、「腰痛持ちなので、腰痛になりにくいのがよい」、「ダサいのは嫌」などの意見がでました。”イス”には固さ・柔らかさ、固定・柔軟、冷たい・温かいなど求める要素が人によってさまざまだと思います。その中でイトーキの「Spina(スピーナ)」に決定しました。

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 Spinaはラテン語で「背骨」という意味があり、腰や背を常に支えるというところから、このような名が付けられているそうです。購入後に分かったのですが、2008年G8洞爺湖サミットでも各国首脳が座られた”イス”だそうで、これを知った時はちょっと嬉しかったです。

 座った感触が、背もたれと座面が動いて腰を押してくれるので、疲れにくく、腰のサポート機能があって各自で固さを細かく調節でき、腰痛持ちにもよいと、先生方もお気に入りです。また、”イス”に座ると座が下がったり、立ちあがりの時にふわっと腰を持ち上げてくれる感じがあって、これは腰に優しくって、私の一番気に入っているところです。

 この“イス”とはこれからも長いお付き合いになると思いますので、大事な仕事道具の1つとして大切に使っていきたいです。