読影室のシャウカステン

 経理・事務を担当しています黒田です。

 読影室に入ると、右側の壁には本棚があり、必要な医学書や放射線関係の月刊誌などが揃えてあります。先生方が必要時に参考にされている姿をよく見ます。また、月1回定期的に行っている読影研修会の担当の先生が資料作成に必要な医学書があれば、購入して、みんなで共有できるようにもしています。

 と、左側の壁の方にはマンモグラフィ用シャウカステンが置いてあります。一部の病院様についてはフィルムと手書きの所見用紙を郵送してもらってマンモグラフィなどの診断をすることも行っています。イメージ・コミュニケーションの主業務はインターネットを用いた遠隔診断ですが、その形式にとらわれすぎることなく、病院ごとの個別の要望を大切にし、そのためにできることはなるべくやっていこうという方針です。

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 その他にも契約していただいているご施設からは時々イレギュラーな対応依頼の連絡があります。そして今までのところは皆で知恵をだしあって大抵のことは何とかクリア―できているように思います。常勤の先生方が常にその場にいて複数で知恵を出しあえる環境であるのもイメージ・コミュニケーションの持ち味かなぁと思います。これからも契約していただいたいるご施設に十分に満足していただけるよう、みんなで工夫していきたいと思います。

厳選された読影室:BGM編

 経理・事務を担当しています黒田です。

 昨年、私の席移動があり以前より“BGM”が聞こえやすい場所になりました。“BGM”は普段なんとなく耳から入ってそのまま音が消えていくという耳に引っかからない音楽なので、ふとした時に「こんな音楽が今流れていたんだなぁ」と気付くことがあります。

 読影室では皆がストレスを感じず、長い間リラックスして仕事ができるようにBGMが流されています。ただし基本的に歌詞がある曲、特に日本語の曲は流さないようにしています。日本語の歌詞が流れていると知らないうちに業務の効率が下がるらしいです。業種によっては影響を与えない場合もあるようですが、読影は日本語で文書を書く仕事ですので、日本語の歌詞が流れている環境は適さないそうです。確かに私も日本語の曲が流れているとその歌詞の意味について考えたり、また頭からそのフレーズがずっと離れないという経験があります。せっかくストレスを感じないようにBGMをかけても、一方で仕事がなかなか終わらなければストレスは上がってしまいますよね。

 “BGM”と“仕事”との関係を少し調べてみますと、BGMは流れていないという職場でも5人に1人が“マイ音楽”を聴いているそうで、その理由としては「集中したいから」というのがトップだそうです。聞く音楽が適切な場合、リラックス効果のみでなく気付かないうちに仕事の効率も上がるという研究結果もあるようです。音楽はいろんな場面で人の心を動かす力をもっていますが、普段の何気ない職場の時間にも静かに力を発揮しているのですね。