職場はひとりじゃつくれないもの

 経理・事務を担当しています黒田です。

 読影室・医局と並んでミーティングルームがあります。この部屋は個別の面談に使ったり、先生達のお子さんが学校帰りに寄られて、宿題をしながらお母さんを待っておられる部屋としても使ったりしています。京都市内の学童保育は預っていただけるのが小学校3年生までというところが多いとも聞いていますし、また、最近では心痛む事件も多いので、この部屋で宿題などをしておられるとお母さんもお子さんも近くに居るので、お互いが安心できる場所としては最適ではないかなぁと思っています。外からも中の様子が見える部屋になっていて、お子さん達が黙々と勉強されているので、私はいつも感心しています。

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 今は企業内保育所や託児所がある大企業もあります。大企業でも中小企業でも、どの職場も1人ではできないことをやるために人が集まっている場所なので、その職場で働いている人達のお子さんや家族の安全などについても考えて、少しでも働きやすい職場であり続けることは大切なことだと思います。

 マザー・テレサが、ある時、8人の子供を一人で育てている母親の家にお米の配給に行ったところ、この母親は泣いて喜び、そしてその母親は「隣の家にも飢えた人がいるのです」といって配給されたお米の半分を隣の家にも持っていったそうです。マザー・テレサは、自分達家族が飢えている時にでも他人を気遣えるこの母親の行動に感動し、改めて人間の持つ愛の深さを教えられたそうです。

 イメージ・コミュニケーションは十数人の職場ですが、これからもみんなで協力しあって、助け合って、みんなが安心して仕事が続けられる職場であり続けられるといいなぁと思っています。

毎日ちょっとした変化を!

 経理・事務を担当しています黒田です。

 「毎日少しでも吸収できることは吸収し、ちょっとした変化があるように過ごそう」と思っている私にとっては、みなさんで食事をする“医局”がその場です。事務として働いているのが私一人なので、何の変化もなく一日が過ぎ去ってしまうことも十分にあり得てしまうのですが、“医局”という場所があるおかげで、毎日何かしら吸収できたり、ちょっとした変化を得ることができています。

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 お昼、私はいつも同じ時間帯に食事をしているのですが、先生方は至急読影や勤務の都合により交代制で食事をとられているため、曜日毎にメンバーも人数も少しずつ違っています。なので、曜日によって話題になる内容も違い、ある曜日には、中学受験のお子さんがおられる先生が多かったので、今の塾事情などの話が多く、私が塾に通っていた時代との大きな違いに驚くことばかりでした。他の曜日では、先日「診療報酬」の改定があったのですが、私には直接分かりにくい内容だったので教えてもらったりしていました。

 変化を生涯好んだ方に浮世絵師の葛飾北斎がおられ、なんと引っ越しを93回もしたり、改名を30回もしたそうです。これほどの変化はすごいことでまねは出来ないですが、毎日少しずつの変化を自分の生活に自ら加えてみることは、日常出会わない世界の話を聞けたり、自分だけでは分からなかった発見をしたり、新しいことを吸収できるきっかけになるので、日々の中での限られたお昼の時間帯ですが大切な時間です。