ピコ太郎さん

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先日、ピコ太郎さんの外国特派員協会で行われた昨年の記者会見時、英語同時通訳をされていた橋本美穂さんの特集を見ました。通訳というと“日本語を英語や中国語などの外国語で言い換える”や“中国語や英語で話している内容を、日本語に言い換える”というように“言い換えるだけ”という印象が少しありました。ピコ太郎さんのような不思議発言を外国人にも理解をしてもらい、かつ独特のギャグやダジャレも絶妙な表現で同時に通訳しないといけないという、通訳の難しさを知り、また橋本さんの通訳としての凄さに圧倒されました。

 30分間という短い特集でしたが、橋本さんがすごく楽しそうに仕事をされていることと仕事以外の場面においても朗らかな方だなぁというのが印象的でした。

 「真剣に働いているからといって、いつもしかめっ面をしたり、難しい顔をしている必要はないのだ。
 どんな仕事をする場合でも、私たちは楽しくやりたいと考えている」(サム・ウォルトン)

 日々の生活で、さまざまな方たちの働かれている場面に出くわす機会が多いと思います。例えば、銀行の窓口の方やデパートやコンビニの店員さん、色々な業種のコールセンターの方などなど。仕事上、よく行く銀行でも窓口カウンターの奥に多くの方が働かれていて、待ち時間に人間ウォッチングをしています。窓口の方は笑顔で対応をされているのですが、他の皆さんは何となく、ちょっと難しい顔をしながら仕事をされているなぁ~と思うことがあります。ただ、私の人間ウォッチングもせいぜい10分くらいという短い時間ですが。。。

 常に「笑顔で!」と心掛けてはいるつもりですが、私も同じような顔をしながら仕事をしていることが多いように思います。「楽しきと思うが楽しきの基なり」という言葉のように、同じ時間を過ごすならば、何事に対しても、つまらない顔をするより、笑顔で楽しいと思って過ごせるよう、これからももっと心掛けていきたいと思っています。

AKB総選挙

 経理・事務を担当しています黒田です。

 6月、AKB総選挙の結果をテレビで10位辺りから見ていました。顔と名前が一致する方は2人だけで、選ばれる人はほとんど知らない状況でしたが、「どんなスピーチをされるのだろう?」という興味がありました。その中、8位の惣田紗莉渚さんのスピーチに少々感動しました。惣田さんは、AKBのオーディションを何度も受けられていたようなのですが不合格がつづき、やっと20歳でSKEのメンバーに選ばれ、現在24歳。

 「私は私にしか歩めない道を切り開いてきました。…(中略)…私は20歳でアイドルになったというコンプレックスがあったから、誰よりも頑張らなきゃと思ってやってきました。14歳でアイドルになれていたら、すぐにやめていたかもしれません。」という内容でした。

 「99回倒されても、100回目に立ち上がればよい」(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)

 AKBメンバーがどのように選ばれているのか、ということは全く知らず、多くの人が(いえ、全員が)十代半ばで加入しているものとばかり思っていました。年齢関係なく諦めず、自分のなりたいアイドルに挑戦し続けた、惣田さんという方がおられることを新鮮に感じました。彼女の夢は、帝国劇場に立ってミュージカルのヒロインをすること、だそうです。その夢が叶えられた姿を将来見てみたい、という気持ちにもなりました。

 人生には幾度となく困難が訪れ、それを乗り越えることにより、何度でも新たなスタートが切ることができますよね。どんなに失敗しても、最後には立ち上がれるように、惣田さんのように自分にしか歩めない道を切り開き、強い心を持ち続けられるようにいたいと改めて思いました。