スクワット、その後

 経理・事務を担当しています黒田です。

 前回スクワットについて書きましたが、その時、上司の方から「スクワットでかえって膝を痛めることがあるので注意が必要です。スクワットのやり方を正しくすることが大切のようですよ」とのコメントをいただきました。「スクワットってこんな感じよね」という思い込みからやり始めていたので、早速、インターネットで正しいスクワットのやり方を調べたところ、私のやり方はNGの1つでした。ということで、正しい方法に修正して続けてやっています。

 「人は思い込みにより、事実を正確に捉えていない事がある」(トーマス・ギロビッチ)

  “思い込み”だけで行動をする、ということってありますよね。行動だけに限らず、人に対しても「この人はこういう人だから」という思い込みで接してしまい、そこから少し外れただけで、「思っていた人と違う」と勝手に否定的になってしまうという経験をしたことがある人もいると思います。たとえば、血液型でその人の性格をおおまかに決めてしまうことがありますよね。私はAB型なので、「AB型って変わっているよね」と言われることがよくあります。以前はそのように言われることが嫌でしたが、最近は言われ慣れたせいかあまり嫌という気持ちもなくなりました。

 “思い込み”ということは悪いことばかりではなく、もちろん良いこともあります。ただ、「これって自分の思い込みでは?」と疑ってみることは、自分の言動を見つめ直すいい機会のように思いました。

スクワット

 経理・事務を担当しています黒田です。

 昨年9月頃からスクワットを毎晩50回やっています。始めようと思ったきっかけは2つあり、1つは“こういう歳の重ね方をしたいなぁ”と思っている女優の草笛光子さんが毎日スクワット65回していると仰っていたこと。もう1つは茶道のお稽古場の方々(皆さん60歳代くらい)が昨年、次々と膝痛に悩まされている姿を目の当たりにしたことです。

 習慣的にスクワットをされているという糸井重里さんのエッセイにこのような文章がありました。
 「15年ほど前にタバコをやめたときと同じで、“どういうよいことがありましたか?”と質問されても、“まだ、よくわからないんです”としか答えられません。禁煙についても、しばらく年月が経ってから“ああ、タバコやめたおかげだなぁ”と思うことがけっこうたくさんあったので、いずれは、“スクワットやっといてよかった”ということになるかもしれません」

 スクワットを始めたことによって、目に見えるような効果は未だありません。でも糸井さんと同じように、いつの日か“スクワットやっといてよかった”と思える時がくるように何となく思っています。

 「生活とは、つまり習慣の織物である」(アンリ・フレデリック・アミエル)

 日常生活で、習慣として行動していることって多いですよね。たとえば、顔を洗う・歯を磨く・お風呂に入る・ご飯を食べるなどなど・・・無意識に体が動いていますね。良さそうだなぁと思うことの中で、出来そうなことがあれば積極的に取り入れ、成長につながる習慣を身につけることができる一年にしたいと思います。

 と、後から知ったのですが、草笛さんも糸井さんもダンベルと一緒にスクワットをされているそうで、ダンベルを追加することにします。