山里亮太さん

 経理・事務を担当しています黒田です。

 ここ数年、注目していた人の中に南海キャンディーズの山里亮太さんがおられます。注目理由としては、山里さんが出演されているすべての番組を拝見しているわけではないですが、見ている側として「イヤな気持ちになることがなく、頭の回転の速い芸人さん」という印象が強く、この先どのような活躍をされていくのだろう?という興味からです。そして昨年、女優 蒼井優さんとご結婚されたこともあり、ますます私の中で注目度が増しています。

 山里さんのこのような記事を読みました。
「イヤな人、嫌いな人、自分と同じくらい頑張っている人に会ったりして、妬みそねみで引きずり下ろそうと思うのが無駄だと思ったんです。その瞬間、自分も頑張んなきゃいけないな、と。そうやって目線を変えるだけで、嫌いな人が自分の(成長の)エサになってくれる。嫌いな人に会うって、これも運だし縁だと思うんですよ」(日経MJ2020年1月6日付)

 苦手だなぁと思う人に対して、歳を重ねるごとに、極力遠ざけるようにして過ごしてきたように思います。

「どれだけ人間が生まれて、合わない環境であっても、
      そこで出会うものがすべて必然なんだと思って、受け取り方を変えていく。」(樹木希林)

 イヤな人や嫌いな人というのは誰にでも存在しますよね。そんな時、山里さんのように自分の目線を「この人が自分を成長させてくれる」と変えることって大切だなぁと思いました。相手が嫌だからといって遠ざけるばかりではなく、「まずは目線を変えてみる」という心の寛容さを常に忘れずに過ごしていきたいですね、今年こそは。

さ、ひっくり返そう

 経理・事務を担当しています黒田です。

 「さ、ひっくり返そう。」という、そごう・西武の今年のお正月広告をご存知でしょうか?

 「大逆転は、起こりうる。
  わたしは、その言葉を信じない。
  どうせ奇跡なんて起こらない。
  それでも人々は無責任に言うだろう。
  小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
  誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
  今こそ自分を貫くときだ。
  しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
  勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
  わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
  土俵際、もはや絶体絶命。」(そごう・西武の正月広告より)

 この文章を最初読んだ時、「なんてネガティブなんだろう」と思いましたが、一行ずつ逆さに読むと思わず拍手をしてしまうような気持になりました。“私たちが目指す理想のライフスタイルです。生き方すべてにおいて、周囲からのさまざまな制約にとらわれてしまうのではなく、あなたらしくいてください”というメッセージがこの広告にはあるそうです。

 「他人の意見で自分の本当の心の声を消してはならない。自分の直感を信じる勇気を持ちなさい」
                                    (スティーブ・ジョブズ)

 迷ったり不安になった時、「同じ気持ちの人はいないだろうか?」と検索して、ヒットすると安心してしまう、ということを1度は経験された方っておられますよね。そんな時、友達から「人は人、あなた自身はどうしたいの?」と言われたことがあります。情報過多の現代社会、自分の生き方すら他人の意見で左右してしまいがちになる時もあると思います。そんな時こそ、自分を貫き、自分の直感を信じて行動することが大切なんだと、この広告を読んで改めて思いました。