バンビちゃん

 経理・事務を担当しています黒田です。

 以前にもこのブログに書いたことがあると思いますが、石田ゆり子さんのインスタグラムをよく見ています。先月、バンビちゃんという可愛い子猫が1匹増えました。ご存知でない方のために、石田ゆり子さんはすでにゴールデンレトリバー1匹+猫4匹と一緒に生活されていて、この4匹の猫は野良猫の赤ちゃんや「売り物にならない」という理由で動物病院で保護されていた保護猫です。バンビちゃんも、ちょうど1年前に動物病院から一時的に預かっておられ、亡くなってしまった“ばぶちゃん”という子猫にそっくりな保護猫です。

 こういう文章を読みました。
「誕生日がわかっている犬というのは、ある程度の幸せを約束されてきた犬だ。(中略)生まれたときのこともだれかに知られぬまま、生きられるかどうかわからない場面に立たされて、そこから遅れて、共に生きようという人に会う犬もいる。そういう犬は、実際に生まれた日でなくて、いっしょに生きる人に出会った日が誕生日になったりね。その日からは、少しずつ、生きることへの安心感とか、人を信じていいのかもしれないとか、いっしょにいる人たちをよろこばせる方法とか、いろんなことを学んで、幸せを身にまとっていく」(ほぼ日刊イトイ新聞 2020年7月15日)

 石田さんのインスタグラムにアップされる文章を読んでいると、動物への優しさに溢れていて、いつも心温まり、癒されています。たまに一緒に生活している犬猫ちゃんのことが羨ましくなります。

 「美しいものは美しい心でながめ、優しいものは優しい心で接し、その日その日を送っていこう。
          過ぎてゆく月日を宝のように大事にして、一度きりの人生を全うしよう」(坂村真民)

 ここ数ヶ月の間、“怖い”や“つらさ”などといった目先の感情ばかりにとらわれすぎ、そのぶん時間を失ったように思い反省しています。感情をわきに置いておいて、「いま何をすべきなのか?」「何を大切にしないといけないのか?」と考えながら、誰に対しても、何事に対しても“優しさ”を忘れずに日々を過ごしていこうと改めて思っています。

こんな時だからこそ

 経理・事務を担当しています黒田です。

 少し前、友達と夏の過ごしやすい洋服についてSNSでやり取りをしていた時、その友達から「冷房の効いている職場では手拭いを首に巻いているよ。手拭いはひざ掛けにもできるしおすすめよ」ということを聞きました。おそらく少しお洒落な手拭いを使っているのだと思いますが、「昔からある物って合理的に作られた物が多いなぁ」と改めて思いました。

 先日このようなブログを読みました。
「お中元とお歳暮、私はこの謎の日本の習慣はいつまで続くのだろう?と思った時期があるのですが、今思うに、アフターコロナの時代に、気持ちと経済活動をつなぐ、これほど素晴らしい仕組みもないように思えてきました。温故知新。日本には、文化的でありながら合理的に考えられた、いい習慣や行事が一杯あります。今更ですが、ちゃんと理解し、きちんと実行し、大切にしていきたいと思います」(松本大のつぶやき:2020年7月2日)

 今年は、全国各地でお祭りを始め多くの伝統行事が中止もしくは縮小されていますね。京都の夏の風物詩「祇園祭の粽(ちまき)」もその一つです。今まではそのお目当ての山鉾まで行って購入していましたが、山鉾にもよりますがオンラインや郵送での購入が可能となりました。購入する手段は変化しましたが、粽が玄関にないと落ち着かない私は嬉しかったです。

 「困難の中に、機会がある」(アルベルト・アインシュタイン)

 新しい生活様式の切り換えにより、“今まで通り”というのがなかなか難しくなったこともあるように思います。こんな時だからこそ、日本の昔からある良い習慣や物を改めて見直す良い機会かもしれないなぁと思っています。