茶道

 経理・事務を担当しています黒田です。

 今年9月、約8年という史上最長の安倍政権が終わり、新しい菅政権が誕生しましたね。私が学生時代は首相がコロコロ変わるという落ち着かない時代だったような記憶があり、政治に関しては様々な意見がありますが、これからもコロコロ首相が変わる時代だけには戻ってほしくない、と思っています。ちょうど今回、首相交代が騒がしくなっていた頃、30年来習っていた茶道の先生からご高齢によりお辞めになる、とのお手紙をいただきました。ここ1~2年前から、いつかはこんな時が来るだろうなぁと、私なりに心づもりは出来ていたと思っていたのですが、やはり現実となると先生からもう教わることができない、そして同じ環境で学ぶことができないことが非常に寂しいです。

 「絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。
                   それがもっとも素晴らしい偉業である」(エマーソン)

 コロナ騒動時、周りの人の行動や意見が気になることが多かったです。例えば、私は家族以外との外食についてなかなか一歩を踏み出すことができず、友達からの誘いも断っていました。断るたびに「どうして私はこんなに憶病なのだろう?どうしてみんなのような気持ちになれないのだろう?」と落ち込むことがありましたが、ある友達から「無理をせず、一つずつ慣れていけばいいのじゃない」と声をかけてもらい気持ちが楽になりました。来年から、今まで当たり前のように通っていた茶道のお稽古場ではなく、全く違うところに通うことになり、先生も一緒に学ぶ方達もすべて変化します。今まで教わったことを忘れずに、自分らしく茶道のお稽古を楽しみながら学び続けたいと思っています。