宇宙日本食

 経理・事務を担当しています黒田です。

 明けましておめでとうございます。
 2021年は、日本中、世界中に笑顔がたくさん溢れる明るい一年であることを心より祈っています。

 昨年は旅行にいくことが叶わず、少し現実逃避して「宇宙旅行」のことを調べたり、関係するコラムを読んだりしていました。その中で「認証された宇宙日本食」の中に唯一企業が開発した食ではない「サバ醤油味付け缶詰」という福井県立若狭高等学校海洋学科の生徒さんたちが12年かけて開発されたものがあることを知りました。“大手食品メーカが作っているのが当たり前”だと思っていたので驚くと同時に、企業力に負けず努力した高校生たちの開発したものが国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士が食べる日が来るなんて夢のある出来事だなぁと感動しました。

 「もがき苦しみ、自分だけの道をつくることより良いことは他にない」(ジム・ロジャーズ)

 今までの当たり前が当たり前でなくなった昨年、多くの方が「この変化をどのように受け入れようか?」と考えながら過ごされてきたと思います。私もその一人です。ただ、仕事上で少し“当たり前”ではない選択をしていた私は以前から「当たり前の道を選択している方たちにどう思われるのだろうか?」とネガティブに考えることがありました。明日何が起こるか分からないこの世の中、何事に対してもネガティブにもポジティブにも考えるのは自分次第ですよね。ネガティブになってしまう時もありますが、もがき苦しみながら、ポジティブに、自分だけの道を作っていけるように努力し続ける一年を過ごしたいと思っています。もちろん、謙虚でいることも忘れずに。