八百屋のタケシタ

 経理・事務を担当しています黒田です。

 コロナ騒動時、美味しい野菜を食べたい、買い物に行く機会を減らしたい、という思いから野菜の宅配をお願いしました。宅配だと今まで買ったことのない野菜もあり、新鮮な気持ちで料理することが多くなっています。

 野菜宅配をしているお店って他にどういうのがあるのだろう?という興味から調べていると、形が悪いからという理由で捨てられる農産物のフードロスを無くしたいという思いから、規格がない流通を作り出そうということで立ち上げられた「八百屋のタケシタ」というお店があることを知りました。

 決められた形や重量などの要件を満たさず、段ボール箱にきれいに入らないからという理由で一般流通には出荷できない「規格外野菜」が存在してしまったり、自然災害により野菜や果物に傷がついてしまい市場に出せなかったり・・・生産者の方々の努力や思いに応えられている会社を立ち上げられたことを素直にすごいと思いました。

 「形はワルいが、味はイイ」(竹下友里絵:八百屋のタケシタ 代表)

 昨年は極力人と会わない日常生活を過ごすことを求められていたことにより、私自身の行動範囲が狭くなったのと比例して視野も狭くなったように感じています。「味はイイ」という言葉のように、良い物や出来事を自分以外の誰かに伝えられるように、狭くなった自分の視野を少しずつ広げられる行動をしていく日々を過ごそうと思っています。