東日本大震災から10年

 経理・事務を担当しています黒田です。

 東日本大震災からもう10年が経ちますね。この10年間、平成から令和へ元号が変わり、台風や地震により大きな災害、そしてまだ終息していないですが新型コロナウィルス騒動・・・誰もが予想できなかった日々を過ごされていたことと思います。

 今年の成人式が中止延期等になった時、日本テレビの藤井アナウンサーの言葉に感銘を受けました。
「今回、成人式が中止になって多くの人が残念に思っていることと思います。話を聞きますと、人によっては時間をかけて髪を伸ばし、友人と振り袖が重ならないように準備を進めるんだといいます。決して安くないお金を親に出してもらったという人もいるでしょう。一生に一度のことですから残念という言葉では足りないかもしれません。ただ、この新型ウィルスに苦しんだ経験は人の気持ちを理解する上でとても重要だったと思います。世の中、思い通りにいかなくても誰かの批判をするのではなく、誰かのために力を発揮できる強い大人でいてください。成人、おめでとうございます」

 昨年は世界中の人達が行動の自由を制限されるという日々を過ごし、思い通りにいかないことばかりで、報道などで様々な方面への批判的な言葉などを聞くことが多かったように思います。私自身も「いつまでこの生活が続くのだろう・・・」と同じ環境にいる家族や友達に愚痴をこぼしたこともあります。

 「誰かの曇った心にさす虹になりなさい」(マヤ・アンジェロウ)

 これからも楽しいことも辛いこともたくさん起こり、そして思い通りにいかないこともたくさんあるかもしれないですよね。昨年、家族や多くの友達に支えられたことを忘れずに、どんな時でも自分の出来ることを考え行動し、その行動が誰かを少しでも笑顔にできるものであればと思っています。