ひとりじゃ味わえないたのしみ

 経理・事務を担当しています黒田です。

 このブログで度々でてくる月1回のテニス、メンバーの1人が海外赴任のため、来月アメリカ行ってしまいます。昨年10月に直接、海外赴任の話を聞いた時、「起こって欲しくないことが起こってしまったわ。これからのテニス、私はどうしたらいいの?!」とわけわからないことを本人に相談してしまう・・・ということをしてしまいました。というのも、スケジュール調整、テニスコートの予約、練習内容の決定などなど、彼の存在は私だけでなく、みんなにとって本当に大きなものになっていたからです。

 「ひとりの時間は大切なのだけれど、だれかがいて、だれかがよろこんでくれたり、だれかがたのしんでくれることがなかったら、じぶんもおもしろくないのだ。大玉のスイカをみんなで食べるという図はわかりやすいが、切って売ってるスイカだとしても、ひとりだけよりも、だれかと分けて食べるほうがいい。“おいしい”もいいけれど“おいしいね”はもっといい。分け合ったり、ゆずり合ったり、少々取り合ったり、確かめ合ったりというようなことは、めんどくさいと思えるようなことでもあるのだけれど、ひとりじゃ味わえないたのしみがあるよね。“あなたもよろこぶこと”が“わたしもうれしい”は、人間の味わえる最高のよろこびかもしれないとさえ思う」(ほぼ日刊イトイ新聞 2021.9.29)

 みんなのテニスレベルも着々と上がってきて、プレー中はどうしても真剣になってしまうのですが、コート以外の場所では失敗したプレーについてアドバイスをもらったり、他愛もない笑い話をしたり・・・みんなでいるからこの時間が楽しいんだなぁ、と最近よく思います。

 「自らも楽しみ人々にも喜びを与える。大切な人生をこうした心構えで送りたい」(松下幸之助)

 今年も少しばかりの上達を目標に、みんなと一緒いられる時間があることに感謝して、楽しみながらテニスを続けていきたいです。