フードロス

 経理・事務を担当しています黒田です。

 今年も残りわずかとなりましたね。みなさんにとってはどのような1年でしたか?
 私にとっては心にも行動にも余裕がもてるようになった1年となりました。先日ふと、鳥が空を自由に飛んでいる姿を見て、「コロナ!コロナ!」と騒いでいたのは私たち人間だけだったんだなぁ、と改めて思いました。

「パンデミック(感染症の世界的流行)の周期が短くなり、人々が恐怖とストレスを抱えながら暮らすようになったり、非接触のコミュニケーションばかりになったりする。地球環境に負荷をかけ続けた結果が、人類の進化にどう影響するのか。既存の価値観や思想を考え直す、大きな歴史の転換点に来ているのかもしれません。“いかに生きるべきか”が問われる時代になっているのではないでしょうか」(地球からの警告に向き合う時代に 新浪剛史 日本経済新聞 2020年8月21日)

 コロナ禍によって、自分だけの意思ではどうにも出来ないことがたくさんありましたよね。たとえば、入学式・卒業式などの人生の区切りである行事を行えなかったり、大切な方との最後のお別れをできなかったりなどなど・・・「仕方がないよね」の言葉では終わらせられなかったですよね。

 「人は水や空気が無ければ生きていけません。
           そんな当たり前の事を忘れて、人間は自然を破壊している」(倉本聰)

 地球温暖化、海洋汚染、森林破壊など地球上にはさまざまな環境問題が存在しています。これから先、私たちの子孫に「仕方がないよね」という言葉で終わらせることがないように、私たち大人が環境問題に真剣に向き合っていかないといけないですよね。その一つとして、今年はフードロスをしてしまうことが多かったので、新しい年はフードロスの量を減らすように食材の購入に気を配っていくことを目標にしたいと思います。