停電

 経理・事務を担当しています黒田です。

 9月初旬、近畿地方を直撃した台風21号により、私の記憶に残っている中で一番長い時間の停電を経験しました。この経験により、“電気が使える”ということの有難さを改めて知ることができました。そして、真っ暗な中で過ごすということがどれほど人々を不安にさせ、ネガティブな感情を起こさせるのか、ということが初めて分かりました。

 「笑ってあげなさい。笑いたくなくても笑うのよ。笑顔が人間に必要なの」(マザーテレサ)

 今回の停電時、時間が経つにつれ家族もネガティブな行動や発言をすることが多くなり、ついつい私もそのことを否定してしまう、という場面がありました。復旧後、「もう少し優しい言い方をすべきだったなぁ」や「あの時、笑い飛ばすことがどうして出来なかったのかなぁ・・・」など深く反省しました。

 これからも地震・台風など多くの災害を経験することになると思います。苦しいからこそ、悲しいからこそ、笑顔を作ることができる人であろうと改めて思いました。