経理・事務を担当しています黒田です。

 1月27日、国民的アイドルグループ 嵐が2020年で活動を休止すると発表されましたね。熱狂的な嵐ファンの友達に翌日「大丈夫ですか?」という連絡をしたところ、「大丈夫ではない。2年間は悔いのないようにオタク活動に勤しみます」という返事がきました。熱狂的なファンになった経験がない私は、いつまでもそういう気持ちを持ち続けることができる友達を少し羨ましく思いました。

 会見時、櫻井翔さんの以下の言葉が印象的でした。
 「誰か一人の思いで嵐の将来を決めるのは難しいだろうなという思いがあるのと同時に、他の何人かの思いで一人の人生を縛ることもできないなと思いました。なぜなら、中学生の頃に出会って23、4年一緒にいる大切な仲間ですから、どれだけ時間がかかってもというか、どれだけ時間をかけても、全員が納得する形の着地点を探していかなければならないと。これは僕の役割だろうなと、伝えられた瞬間に思いました」

 話し合いの時に自分の思いを通したいという気持ちが強くでてしまったり、長い時間をかけて話し合うことを邪魔くさいく思ってしまったり、という経験ってありますよね。少し前に家族で話し合う機会が多くあり、その時は話し合いをネガティブに思うこともありましたが、家族で時間をかけて納得した結論を出せたことを、今は良かったと思えています。

 「他人は互いにわかり合えないものです。わかり合えないからこそ、言葉があるのです」(養老孟司)

 職場の人達、友達、家族など人間関係を形成するには、言葉にしないとわかり合えないことってありますよね。どれだけ時間をかけても、言葉をもってわかり合えることを大切にしていきたいと思います。と、これから2年間、嵐の活動を楽しみながらも過ごしていきたいです。