本当は短くて簡単なもので大丈夫

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先日、銀行の窓口に行った時、気持ちのよい応対に遭遇しました。少しお年をめいた方が窓口の方に、「機械(ATM)を使わないといけないけれど、少し自信がない」といったようなことを相談されていたようで、その時の窓口の方が「一緒に機械の方に行きますので、ご安心ください」という言葉をその方に掛けられました。普段は「一緒に機械の方に行きます」という言葉をよく聞きますが、最後の「ご安心ください」という言葉を付け加えることにより、すごく思いやりのある言葉に私には聞こえました。

 「思いやりのある言葉は短く簡単なものであっても、その反響は実に無限である。」(マザーテレサ)

マザーテレサ

 職場やプライベートにおいて、私なりに考えて相手に伝えた言葉や送ったメールが、なんとなく言葉が多かったりして、結局何を伝えたいのか最終的に分からなくなったり・・・反対に短すぎて分かりにく過ぎたり・・・という経験があります。“伝えたい言葉”というのは、本当は短くて簡単なもので、その言葉に自分の気持ちが十分に込められていて、その場面に適したものであれば相手に十分に伝わるのだと思いました。

 これから、色々な場面において、その場面にあった短くて簡単な言葉をもって、家族・職場の人・友達に対して安心をしてもらえるような人になれればいいなぁと思いました。