マイナス金利導入

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先日、日銀が金融緩和の手段として「マイナス金利導入」を発表されました。最初「マイナス金利」という言葉を聞いたとき、「もしかして預けている預金に対して手数料を払わないといけないの?それは大変!」と一瞬思ってしまったのですが、常識的に考えてそんなことはあり得ないことなのに一瞬でも思ってしまった自分の浅はかさを恥ずかしく思いました。

 マイナス金利は、専門家の方達の話を聞いていると、必ずしも新しい概念ではなく、すでに導入している国も比較的多い、ということだそうです。賛否両論あるようですが、私は結果がどのようになるかはもちろん分かりませんが、「日本経済を良くしたい!」とあの手この手と手段を出されることには賛成しています。

 「確かなことは、『もし始めなかったら、そこに到達することはない』ということだ。」 
                             (作家 ジグ・ジグラー)

 新しいことにチャレンジするのには、「失敗したらどうしよう」「本当に上手くいくのかな?」など恐怖感がつきまといます。でも、アクションを起こさない限りは何も始まらないですし、もちろんどこにも到達することもないですよね。「マイナス金利導入」のような大きなステップを踏める人間になることは難しいですが、職場においても日常生活においても、いつも前を向いて進んでいられるように小さなステップを踏むことにためらいを持たない人間でいられるよう自分を成長させ続けたいです。

エレベーター

 経理・事務を担当しています黒田です。

 年始に掲げた目標の一つに「エレベーターの“閉”ボタンを押さない」ということがあります。

 なぜこのようなことを目標に掲げたのかといいますと、渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」という本の中で、エレベーターの扉が閉まる「間」のことが書かれている「四秒すら待てない私」という内容に感銘を受けたからです。

 ある時、エレベーターの扉のボタンをあわてて押している自分に気づかれました。エレベーターのドアは、「閉」のボタンを押さなくても四秒くらい経てば自然に閉まるもので、その四秒すら待てなくなっている。それからは、扉が閉まるまでのわずかな時間に自分の好きな言葉を心の中で唱えるようにされたそうです。はじめはついボタンを押してしまわれることもあったそうですが、しだいにエレベーターの中のわずかな時間が自分にとって大切な時間に感じられるようになった、と書かれていました。

 一人で乗る時は押さないようにしていますが、習慣とは怖いもので、ついついボタンを押してしまうことがよくあります。

 「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
  習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」
                (ウィリアム・ジェイムズ 心理学者・哲学者)

 四秒は取るに足りないほどの時間だと思います。だから“どうでもいい”というのも一つの生き方であって、私はこの僅かな時間を丁寧に過ごせるような毎日を過ごすことができればと思っています。また、心の持ちようを少しだけでも変えようと思ってもなかなか変えられないと思うことが日常多々とありますが、意外とこんな身近なことをきっかけで心の持ちようを変えられることにも気づくことができました。

青いイナズマ 白星発進

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先月、「SMAP解散」というニュースが流れましたが、今回の報道でSMAPの影響力の大きさに驚きました。おそらく思い違いではなければ、今までにも何度か「SMAP解散説」というのは流れた記憶がありますが、今回は本当に空中分解の可能性があったようですね。でも、元に戻って本当に良かったです。

 この解散報道の翌日、毎日新聞朝刊が「SMAP愛にあふれている」として注目を集めていて、SMAPファンから「とても感動しました」などツィッターでのコメントが相次いだようです。そのスポーツ面の見出しは、サッカー男子U23日本代表の記事には「青いイナズマ 白星発進」、西武の秋山選手の記事には「216安打 今年も らいおんハート」、ほかにも「お帰り 世界に一つだけ『地元の華』」・・・いずれもSMAPの曲名を連想させる見出しで、SMAPファンの編集者が作られた記事だそうです。

 「どんなことでも心をこめて行うようにしてください。
  なぜなら心がこもったものは、相手を感動させる力があるからです。」
             (ジョセフ・マーフィー、20世紀米国の教育家・牧師)

 真実がまだ明らかにされていない報道が続くと、憶測だけでネガティブな文字が先行することが多いように思いますが、このような形で心を込めて「SMAPに感謝」することを表現された編集者の粋な計らいに心が和み、SMAPファンでない私も感動しました。

 いつも12月頃になると、お世話になった方に何かの形でお礼をしたいと思いはじめ、「何か良いものを」と考えます。結局、年末ギリギリにお礼の電話を掛けるのが精一杯で、これで“お礼をした”という気持ちになっている自分の行動に「何かが足りないのでは?」と感じることがありました。この見出しを読み「相手のことを思い、心をこめる」という気持ちが少し欠けているのだという事が分かりました。何事も自己満足のためにするのではなく、常に相手のことを思い行動をする、ということを心掛けていきたいです。