柴犬預かりボランティア

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先月、大変うれしい出来事がありました。
 以前のブログにも書きましたが、保護犬活動に興味をもち、すぐに里親になるのは私の生活スタイルからハードルが少し高く、他にできることはないかなぁ?と考えている時に「柴犬預かりボランティア」を知りました。ここ数年、柴犬は大変人気で飼われる方が増えていますが、やはり人気の裏でたくさんの保護柴犬が増えているのも現実らしいです。自称柴犬愛が強い私は、ボランティアをされている方達のInstagramをフォローする中で気になる雌の柴犬ちゃんを見つけました。彼女は一昨年秋頃に保護されたのですが、人の好き嫌いがはっきりしている性格からなのか里親がなかなか見つからず、昨年秋頃からあるボランティアの方と同居するようになりました。最初はボランティアさんにも心を開くことも体を自由には触らせることもなかったようなのですが、ボランティアさんがまっすぐに彼女と向き合う生活を送られるにつれ、彼女に変化が少しずつ出てきました。「このままボランティアさんとずっとの家族になれたら良いのになぁ」と勝手に思い始めた先月、ボランティアさんが彼女とずっとの家族になられる決断をされたのです。

 「家族とは、“ある”ものではなく、手をかけて“育む”ものです」(日野原重明)

 幼い時は「犬=番犬」というイメージで育ってきましたが、今は「犬=家族」だと思っています。近年、家族の形が多様化していっていますよね。多様化する中でも以前と変わらず、誰もが家族と幸せである生活を過ごすことを望んでおられますよね。保護犬達も過去はどんなに辛いことがあっても、新しいずっとの家族と出会い、幸せになることだけを考えているはずです。今年は自分の生活に無理することなく、保護犬と何らかの形で関係が築けることを考えていける年にしたいと思っています。