バタフライエフェクト

 経理・事務を担当しています黒田です。

 最近、NHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」という番組を観ています。内容は、世界各国から収集した貴重なアーカイブ映像で現代史をたどるというものです。たとえば、わずか4日違いで生まれた喜劇王チャップリンと独裁者ヒトラーの因縁の二人の終わりなき闘いや冷戦下の東ドイツでの抑圧された社会で見えない将来に絶望していた物理学者のアンゲラ・メルケルさん。その後ベルリンの壁崩壊により絶望の中から希望をつかんだ宰相メルケル誕生などなど。戦後の日本という国に生まれ育った私にはこの番組を通して考えさせられることがたくさんあります。

 最近、印象に残る文章をみつけました。
「幸福以外のものを目的として生きるとき、人は幸福になれる。
 幸せになりたいと願っても、幸せにはならない。それは、現在を否定しているからです。
 今生きていること自体が奇跡的な幸運なのに、これ以上を求め、ないものを求め、
 そして、今を幸せではないと決めつけて、現在を否定しているからです。(中略)
 今をどう生きるかを徹底的に考え、その生き方を貫こうとすることです。
 人生は事後的にいつもやってくる。幸せだったなと。そして、そう思える今も幸せだなと。
 これが、私たちの生きた結果です。生きること。このことの中しか幸せはないのだから。
 そして、そのために今を肯定して全力投球することです。」(生きる 2023.1.16 三山不動産)

 「1日ずつ、人生最高の日にしよう」(ジョン・ウッデン)

 今年の目標に「行動に起こす」ということを掲げました。今までは何かやりたい事や行きたい所があっても、なんとなく躊躇したり、一緒に行動してくれる友達を誘ったり・・・となかなか一歩を踏み出すのに時間がかかっていました。有限である時間を大切に、日々を全力投球で過ごしたいと思っています。